⾃社アセット(資産)を活かした採⽤⼿法

はじめに

今回は⾃社アセットを活かした採⽤⼿法について、ロジHR株式会社代表の⽟井より
「応募を増やす技術」について解説をさせていただきます。

⾃社アセットとは

アセットとは⼀般的に資産と訳をされます。 資産になりますので、今現在持ち合わせているものとなります。 当然ですが、持ち合わせていないもの、これから⼿に⼊るものは含まれません。

asset management recruiting

asset management recruitingは新しい⾔葉であり、新しい採⽤⼿法と⾔えます。 少しわかりづらいので、まずは従来の採⽤⼿法について簡単に説明したいと思います。 従来は⽇本の⼈⼝増加を前提とした採⽤は、不⾜したら募集をして、不⾜したら募集をしてと いう源泉掛け流し的とも、狩猟的とも⾔える採⽤でした。 そのような採⽤活動が出来たのも、⼈⼝増加や働き⼿がたくさんいる事が前提だったと⾔える でしょう。 当然働き⼿の数が減り、競争原理が強く作⽤することで条件差や待遇差がついてきます。 結局は資⾦の豊富さや、ビジネスモデルの収益性で差がつくとも⾔えるでしょう。

 

そんな中、環境変化に合わせて採⽤が変わる必要性の⾼まりと、⼈的資本経営(human capital management)の推進という⼤きな潮流で考えるとasset management recruitingという考え⽅も必然とも⾔えるかと思います。 ここでは概論をお伝えさせていただきますが、より詳しく話をお聞きになりたい⽅は以下 フォームよりお問い合わせください。

https://logi-hr.co.jp/contact/

自社資産の棚卸

まずは、⾃社資産の棚卸しが必要になります。 資産ではいくつかに分類出来ます。

予算

採⽤費 教育費 など

有形資産

従業員 システム など

無形資産

ノウハウ データ など

この中で予算を消費しながら、有形資産と無形資産ができています。 しかしながら、ほとんどの企業で資産活⽤よりも予算ベースで採⽤活動が⾏われています。 資産活⽤を起点とした、採⽤を⾏うことで予算削減や早期離職の低減などの成果が最初に出て くる事がほとんどです。

活用ポイント

キーポイントはデータです。 まず着⼿すべきは過去データの利活⽤です。 利活⽤から採⽤を⽣み出すのです。 モデル化すると⼊社数÷(有形資産+無形資産)=資産回転率。 この値⾼めることが重要です。 予算を使う事で採⽤を進める。 予算を使う事で増やした資産で採⽤を進める。 この2軸を⾏う事で、⾃社の採⽤効率が向上します。 ⾃社の資産棚卸しからまずははじめてみるのはいかがでしょうか? これからの採⽤戦略に織り込む事はマストと⾔えるでしょう。

最後に

今回は以上になります。

筆者プロフィール

ロジHR株式会社 代表取締役社長
株式会社ツナググループ・ホールディングス 経営戦略室
兼 R&D室 室長
玉井 生(たまい せい)
グロービス経営大学院卒 MBA(経営学修士)


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